2016年02月23日

冬季における職場の健康管理

こんにちは。
今年は例年よりも遅れてインフルエンザ流行のピークがやってきたそうですが、職場で流行してしまうと本当に心配です。今日はそんな冬の健康管理についてのお話です。

寒さと健康管理

 冬季においては、職場の健康管理を進めていく上で、寒さに関連するインフルエンザ等の感染症と循環器疾患対策を考える必要があります。
 感染症は誰にでも起こり得ますし、寒くなると循環器疾患の発症リスクが高くなります。今日は、この冬季の寒さによる健康障害とその対策を考えてみたいと思います。

感染症対策

 冬季に職場で流行する感染症は、インフルエンザ、ノロウイルス等ですが、これについては、労働者にしっかり衛生教育をして観戦を拡大させないようにする必要があります。

 具体的には、以下の事項を徹底することが必要となります。
  1. 食事の前、トイレの後、くしゃみの後などは必ず石鹸で手を洗う。手洗い後はペーパータオルまたは自分のハンカチを利用することとし、タオルやハンカチの貸し借りはしない。
  2. 咳があるときは必ずマスクを着用する。
  3. 発熱・下痢症状がある者は、直ちに会社に申告をして出勤しない。職場で発熱したときは別室で休み、帰宅する。
  4. インフルエンザ予防接種を受けることを推奨する。
  5. 嘔吐物の処理について、清掃のルールを決め、必要な薬品や備品を整備する。
  6. トイレを汚した場合は、当人がその都度、規定された清掃用具、消毒剤を用いて清掃するように指導する。(汚染を放置しない)

循環器疾患発症のリスクと対策

 私たちの体あ寒くなると血管を収縮させて体温低下を防ぎます。さらに交感神経系が刺激されて心臓の活動が活発になるため、結果として血圧が上がりやすく血管に負担がかかりがちになります。それが冬季に血管の病気(循環器疾患)が増える理由です。特に寒暖差が大きい場面で発症リスクが大きくなります。

 循環器疾患のリスク因子としては高血圧症、糖尿病、脂質異常症(高脂血症)、高尿酸血症、肥満等の生活習慣病、加えて喫煙習慣、飲酒習慣等の生活習慣があります。

 これらについては、定期健康診断を労働者に確実に受診してもらい、有所見者については就業上の注意点に関して産業医等から意見を聞く必要がありますし、すでに循環器疾患にり患している労働者に対しては、労働時間や作業量等を適切に管理していく必要があります。

日頃から気を付けること

 冬季の健康リスクをなくすために職場では以下のことに気を付けましょう。

1.管理者の対応―不調の察知
 朝のミーティングなどで、管理者が労働者の不調(下痢・咳・発熱・睡眠不足・体調不良など)を確認しておき、府庁舎を早期に発見して適切に対応することが大事です。   

2.労働者の対応―十分な寒さ対策と健康管理
 寒さに合わせて自らも意識して健康管理を行い、暖房で汗をかいた場合、汗で濡れた服は風邪をひきやすく体調悪化の原因になるのでこまめに着替えることとし、また、暴飲暴食は控えて十分な睡眠をとることも必要です。

posted by 鶴田事務所 at 11:47| Comment(0) | 業務関連記事