2015年04月09日

新入社員とメンタルヘルス

こんにちは。
初夏のような暖かい日が続いたかと思ったら冬に逆戻りですね。体調を崩されないようにお気をつけください。
さて、今日は新入社員の健康についてのお話です。

新入社員と会社の期待

 毎年4月には、新入社員が会社に入ってくることが多いと思います。今年は人手不足ということで新規学卒者・高卒者の採用を確保することが難しかった会社もあるでしょう。そのため、せっかく苦労して採用した新入社員には早く会社に慣れてもらい、会社の一員として戦力になってほしいときたいしているのではないでしょうか。

 ところが、昨今、新入社員がストレスによりメンタルに不調をきたし、社会人の第一歩をスムーズに踏み出せないケースも認められます。今回はこのような新入社員のメンタルヘルスについてみていきたいと思います。

新入社員のストレス

 新入社員にとって、会社に入社するということは、学費を払って勉強する学生から働いて給料をもらう社会人になるわけで、人生において大きな立場上の変化を経験することになります。彼らは、早く会社に慣れて一人前になりたいという気持ちをもちますが、ともするとなかなか周囲に溶け込めず、努力して何かしようと焦れば焦るほど、かえって空回りする事態に陥ることがあります。そうなると、客観的に周囲が見えなくなり、このような状態が続くと、ストレスを抱え込むことになります。

ストレスを抱えた新入社員への理解

 このようなストレスを抱えた新入社員に対しては、周囲の理解が必要です。先輩社員もそのような経験をしているはずですが、年月が経つと大方の人は自分が大変であったことを忘れてしまいます。ストレスを抱えた新入社員には、上司や周囲の人が心の面での健康についても気を遣うことで、彼らの心の負担が違ってきます。

 具体的な手法として、あいさつや声掛けを有効に行ってみてください。元気がないと感じられる新入社員には、一声かけてみてください。声をかけられれば、自分を気にしてくれているということが分かります。また、話しかけて何気ない会話をすることで心を和まし、緊張をほぐすことができます。声かけや会話を通して、新入社員に周囲が支えているということを実感させるだけでよいと思います。

 このようにメンタルへルス不調に至る初期の段階で周囲がうまくカバーすると、深刻な状態にならずに済むことが多いと言えます。

メンタル不調の新入社員には

 ただ、上司や周囲がいくら気遣いしても、新入社員の中には心身のバランスを崩してメンタル不調に陥る人もいます。このような新入社員に対しては、早期に産業医等専門家に相談して適切な対応を取ることが必要となります。

職場環境の整備

 以上のように、新入社員について、心身ともに元気でスタートが切れるように職場環境を整えることが必要です。
 新入社員は周囲の人に支えられているということを感じることができれば、安心感が生まれ、職場での第一歩をスムーズに踏み出すことができるようになると思います。
 

posted by 鶴田事務所 at 09:52| Comment(0) | 業務関連記事